文京区の「すまいる住宅」とは?

文京区の「すまいる住宅」とは?

前回、高齢者の住宅問題が深刻化する中で希望が持てる情報として東京都が行なっている「東京シニア円滑入居賃貸住宅」という制度をご紹介しましたが、今回はそんな東京都の中でより積極的な取り組みを行っている文京区の「すまいる住宅」をご紹介します。

この「すまいる住宅」は高齢者だけでなく障害がある人やひとり親世帯など、賃貸物件を借りづらい状況にある人たちにできるだけ住み慣れた環境で自立した生活を営むための支援を行う「文京すまいるプロジェクト」のひとつの取り組みです。

この取り組みでは高齢者などの入居を拒まない賃貸住宅の情報の提供を行っているほか、入居が決まった住宅に区が費用を払い緊急通報装置を設置したり、入居者に対してライフサポートアドバイザーの支援を行なったりというケアも実施されています。

また賃貸住宅を持つ家主に対しても高齢者などが入居している期間、区から謝礼が支払われるということもあり、借りる側にも貸す側にもメリットがある制度となっています。
高齢者の側だけでなく周辺にとっても利点がある、このような仕組みが広まってくれるといいですね。

東京シニア円滑入居賃貸住宅とは?

東京シニア円滑入居賃貸住宅とは?

ここ最近、完済時の年齢制限や健康状態の不安から高齢者は住宅ローンを借りづらいという話をしてきました。また収入の見通しがつかない事や保証人の確保が難しいなどという理由から、高齢者に賃貸住宅を貸ししぶる業者が多いという事実もあります。

そんな高齢者の住宅問題が深刻化する中、何か希望が持てる情報はないかと探してみたところ東京都の取り組みが目に入りました。
その取り組みとは「東京シニア円滑入居賃貸住宅」というもの。

高齢者が入居することを拒まない賃貸住宅の情報を、東京都の情報登録閲覧制度を使って提供しているシステムで、一般住宅や生活支援サービスがついている住宅などが紹介されています。紹介されている住宅の家賃は月額5万円から10万円が多く、総戸数7万戸以上と選択の幅が広いというのもうれしいところです。

この制度を利用するには自立した生活を営んでいるなど、東京都が決めた一定の基準をクリアしなくてはいけませんが、このような取り組みを行なっている自治体があるというのは明るいニュースですね。